
Research Center for Social Psychology
2/25 第6回KG-RCSPセミナー
2016年02月24日 08:36
このたびご案内する第6回セミナーの目的は統計教育のFDです.統計フリーソフトウェアHADを習得し,教授できるようになる秘訣を開発者自身が伝授します.ふるってご参加下さい.
第6回KG-RCSPセミナー
統計への苦手意識をなくす教育:フリーソフトHADを利用した教授法の習得
日時 2016年2月25日(木) 10時~17時
講師 清水裕士(関西学院大学社会学部;センター研究員)
概要
自然科学・社会科学・人文科学,科学と名のつくあらゆる学問において,データを収集すること,そしてそれを的確に分析することは必須の行為であり,その際は統計学を駆使する必要がある.また現代にあってはPCを利用してそれを行うケースがほとんどである.しかし,特に社会科学や人文科学といったいわゆる「文系」の科学においては,統計学(およびその前提としての数学)に苦手意識を持つもの,あるいはPCリテラシーが必ずしも高くないものが,学生はもちろん,講ずる側においても少なからず存在している.
こうした苦手意識やリテラシーの低さが教授(学生にとっては学習)の不必要に高い障壁とならないようにするための1つの方法が,容易に操作が習得可能であると同時に,基礎から高度な応用まで多様なデータ分析が可能な統計ソフトウェアの利用である.こうした点に特化して,様々な工夫が凝らされた統計フリーソフトウェア(Excelマクロ)がHAD(https://norimune.net/had )である.
本セミナーの目標は,現時点でまったくHADを利用したことがない受講者を,セミナー終了時には,新年度からは自分自身がHADを用いて統計分析を教授できる程度にスキルアップさせることである.そのために,HADの開発者である清水氏自らが講師を担当し,また既にHADを利用した授業実践を行っている大学教員がアシスタントを務める.想定する受講者は,統計教育に携わる,あるいは実習等で統計分析を講ずる可能性のある方々である.
備考
セミナーは一般の講義室で実施します.HADが利用できるPCをご持参下さい.
インターネット接続環境は提供できません(eduroamはご利用いただけます).
参加申込
締め切りました.セミナーの詳細は,個別にメイルでご連絡したとおりです.
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