Research Center for Social Psychology


ニュース

2018年10月17日 07:34

2018年度第3回先端研セミナー

標記のセミナーで,社会心理学研究センター研究員の平石界さん(慶應義塾大学)が講演します.

【題目】:人間は特別で、特別でない 特殊と普遍をつなぐものとしての進化的視点の可能性
【講師】:平石界氏(慶應義塾大学文学部准教授)
【日時】:2018年11月20日(火)13:30~16:40
【場所】:先端社会研究所 セミナールーム(西宮上ケ原キャンパス 社会学部棟3階

詳しくは以下のURLをご覧下さい.
https://www.kwansei.ac.jp/i_asr/news/2018/news_20181015_020773.html

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2018年09月12日 16:54

第21回KG-RCSPセミナー

第21回KG-RCSPセミナーを,下記の通り開催します.

【日時】2018年11月9日(金) 15:30~17:00
【場所】関西学院大学西宮上ケ原キャンパスF102教室
【発表者】Dr. Takeshi Hamamura(浜村武 氏)(Curtin University, Perth, Australia) https://tiny.cc/thamamura  
【タイトル】ビッグデータと社会・文化心理学
【概要】ビッグデータの分析は、膨大なデータを駆使することで既存の研究活動を活発化させ、さらには従来の社会科学の研究手法では難しかった研究課題を可能としうる。ビッグデータ分析そしてデータサイエンスの発展は、社会・文化心理学の研究にどのような効用をもたらすのであろうか。このプレゼンテーションではまずビッグデータを用いた社会・文化心理学の代表的な研究事例をレビュー。そして文化心理学の中でも特に文化の変遷の研究におけるビッグデータの分析の効用について、我々が行なっている研究を例として詳しく考察する。具体的にはビッグデータを用い集団間関係の変遷(研究1)そしてanxietyの長期的な変遷(研究2)を分析する試みをご紹介する。

ご参加に際し,事前連絡は不要です.
連絡先:三浦(asarin[at]kwansei.ac.jp)

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2018年07月02日 11:48

第20回KG-RCSPセミナー

第20回KG-RCSPセミナーを,下記の通り開催します.ご参加に際し,事前連絡は不要です.

【日時】2018年7月26日(木) 16:00~17:30
【場所】関西学院大学西宮上ケ原キャンパスF103教室
【発表者】小林哲郎 氏(香港城市大学)
【タイトル】サッカーとナショナリズム
【概要】スポーツの国際試合はナショナリズムや愛国主義を少なくとも短期的に高める要因となりうる。特に、観客や選手によって政治的なアピールが行われる場合には、国家間や民族間の対立的感情が煽られる危険性もある。本発表は、日本人の成人を対象に2015年に実施された、サッカーの国際試合における勝ち負け、相手の強さ(格上vs.格下)、政治的文脈の有無のそれぞれを操作したサーベイ実験の結果を紹介する。従属変数はナショナリズム、愛国主義、ナショナルプライドである。分析の結果、サッカーの国際試合はナショナリズムの先行要因になり得るが、その効果は相手国や勝ち負けに依存することが示唆された。

※本研究は、Christian Colletさん(国際基督教大学)との共同研究です。

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2018年06月07日 07:09

第5回KG-RCSP合同ゼミ

KG-RCSP合同ゼミは,異なる学部の複数のゼミが集い,メンバーの研究発表と外部ゲストの講演を交えた,「多様性と類似性の相乗効果」の場です.毎回,ゼミメンバーの発表に加えて,興味深い研究をしておられる研究者をお招きして講演もしていただいています.

聴講・議論への参加はゼミ内外,学部生/大学院生/職業研究者等々を問わずどなたでも歓迎します.

日時:2018年8月11日(土) 13時~17時半(予定)

場所:関西学院大学西宮上ケ原キャンパス F104講義室


第1部:ゼミメンバーによる発表

私のベストリサーチ(稲増一憲・小川洋和・清水裕士・三浦麻子)

各ゼミの指導教員がこれまでに行った研究の中から,何らかの基準で「これぞベスト」と思うものについて,それがなぜそう言えるのか,そこから自分が何を得たのか,などを語ります(質疑含めて各40分)

第2部:招待講演

三船恒裕氏(高知工科大学) 
内集団バイアス研究の古典から最先端の学際研究まで:私の研究歴と共に

「内集団バイアス」というのは、多くの社会心理学研究者にとって、教科書に載っている「古典」であり「終わった」研究だと思われているかもしれない。しかし近年でもPsychological BulletinやJPSPなどの心理学のトップジャーナルに掲載されるだけでなく、ScienceやNatureさえも賑わすような最先端の学際的な研究分野となっている。その背景にはTajfelマトリックスから経済ゲーム実験へという方法論的変革と、協力の進化の問題との結びつきという理論的発展がある。本発表では社会的アイデンティティ理論から閉ざされた互恵性理論へという理論的変遷と、外集団攻撃の謎という近年注目されている問題を、私が実施してきた実験を中心に説明する。説明に際しては、私が研究を始めた頃には既に「やり尽くされた感」があった内集団バイアス研究に対して、どのようにして新しい研究を開拓していったのか、その発想や思考の背景も紹介したい。

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2018年05月03日 08:34

第455回関西社会心理学研究会を共催します

以下の第455回関西社会心理学研究会(兼 第19回KG-RCSPセミナー) を共催します.

日時:5月26日(土)14:30〜17:30
場所:関西学院大学大阪梅田キャンパス1005教室
※アプローズタワー10階 https://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001746.html

タイトル:放射能リスクへの態度は変わったのか
発表者:池田功毅、中西大輔
共同研究者:横田晋大、井川純一、平石界(社会心理学研究センター客員研究員)

詳しくは研究会のWebサイトをご覧下さい.
https://sites.google.com/site/kansaisocpsy/updates/ksp455th

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